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2012年6月2日土曜日

第8回キャリアセミナー


第8回キャリアセミナー

521日、第8回キャリアセミナーを開催しました。

今回は、Hana Worldwide Co., Ltd.の上野さんをお招きしました。

本の洋食店、カラオケボックス、タイ古式マッサージと多種にわたる店舗を経営していらっしゃる上野さんに現在に至るまでのキャリアを中心にお話しいただきました。


【高校~就職・退職】
神戸出身。早稲田大学の付属高校に入学。周りの頭のいい学生に圧倒される。そのまま早稲田大学教育学部に入学。ご本人いわく、あまり真面目な学生ではなかったとのこと。バイトをし、お金を貯め、バックパッカー旅行にいそしんだ。18歳の時、タイにも訪れている。

就職活動の時期になり、「サラリーマンではない道」を考え始める。大学時代のバイトであった小さな家庭教師センターの事務、営業を経験したこと、母親が地元でカフェを経営していたことから、「飲食店を経営しよう」と考えるようになった。

5年くらい飲食の経験を積もう」と考え、庄やグループへ入社。2店舗で経験を積み、そこで店長になる。その後新店舗の店長も勤め、業績もよかったが、当初の計画よりすこし長くなったが6年で退職。自分の店を持つためにまた一歩歩みを進めた。


【タイで経営することになった経緯】
父親の友人の友人であるタイ人の方に上野さんが飲食店経営を考えていることを話したことがタイへ行くことを考えるきっかけになった。その時、タイ人の方は趣味で満足できる飲食店があればと思っていたさなかだった。が当初はあまり乗り気でなかったが、1か月後に下見にタイへ。「日本のレベルの飲食店を当たり前に出せればチャンスがあるかも」と感じるようになった。


【日本洋食店を選んだ理由】
最初は日本洋食店を強く希望していたわけではなかった。しかし、和系の店は数あれど、日本の洋系のお店がほとんどないこと。そして、日本から来てもらった料理人の経験などもあり、日本の洋食を売りにしたレストランをオープンすることとなった。


【開店準備~これから】
タイで準備期間として1年間考えていた。半年間は語学学校に通いながらの準備であった。半年後には現在の場所に物件が決まり、20084月プレオープン、5月にオープンした。

店から少し離れたところにあったマッサージ屋。その店を経営することになったのも縁であった。友人の店の2つ隣でもあるその店。友人の店の前には水が流れ込んできており、聞くとどうやらマッサージ屋からきているとのこと。注意しに友人と行くとFor RENTの文字が。(※タイでは不動産屋がほとんどなく、自分の足で探し、物件オーナーと話がまとまれば契約となる。その際その物件が売りに出ているのか目印になるのがFor RENTなのである。) 興味本位で聞いた売値だったが、物件オーナーは売りに急いでいたようで格安で売ってくれることになった。

飲食店もマッサージ店も同じサービス業。お客様目線で運営すれば必ず支持していただけるはずという思いから、新しい分野への挑戦。これが現在のat ease massage第1号店にあたる。 

その後もカラオケ店MY PORCH musicの営業開始、最近ではat ease massage第2号店もオープンし、ますますの活躍が期待される。


【原動力・考え方】
「有言実行」
夢を具体的に口に出していくこと。
脳がその夢に向かってベクトルが向き、情報を収集していくことができる。
他人に知らせることで自分にもプレッシャーになる。

「ポジティブ」
ネガティブなこと、考えはネガティブなことしか呼ばない。
逆にポジティブなこと、考えはポジティブなことを呼び込んでくれる。

「新しいことに挑戦し続けること」
新しいことをすることが好きな上野さん、思い描いたことを形にしていくことが原動力。

「自分が思ったら幸せ」
幸せに基準などない。
幸せであるかどうかをきめるのは、自分次第。


【最後に】
新しいことに次々と手がけていく上野さん、これからの展望は「専門職を必要としない事業システムを構築していくこと」「ミャンマーを始めとするアジアの他国にも事業を広めること」だそうだ。

今回のキャリアセミナーは上野さんのまだまだ稀な経験をお聞きすることができる素敵な機会となりました。ありがとうございました。

(文責:岩田)
中央が上野さん、左からインターン生の坂田、小山、赤塚、岩田、小野、山崎

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